REFORMリフォーム

本物志向の檜のぬれ縁設置工事

濡れ縁とは、縁側部分が建物の外側に設置されるタイプのことで、雨によって濡れることから「濡れ縁」と呼ばれています。常に雨や風にさらされることとなるので、水に強い素材が使われたり、板と板の間に隙間をあけて水はけをよくするなどの工夫が見られます。また、濡れ縁だけでなく、他の種類の縁側にも共通することですが、以前は「縁側」のことを単純に「縁」と呼んでいたことから、最後に「縁」だけが付くという言い方となっています。濡れ縁も「外縁」という言い方もされることもあります。

今回Y様邸の古くなったぬれ縁を新しく設置工事をいたしました。
昔ながらの和風住宅だと必ずといっていいほど見られた濡れ縁。最近は洋風住宅が多くなってきたため、同じような効果を持つウッドデッキが多くなり、濡れ縁はあまり見なくなってしまいました。
日本の庭と四季に密接な関係があり、その気候に馴染むものが良いと思い、私が「濡れ縁」で提案するのはヒノキが多く、経年変化を楽しんで頂けます。
ヒノキでも等級(グレード)があり、無地・上小節・1等などがありますが、しつらえ方や予算により使い分けています。

この現場では、上小節の材料を大工さんに吟味して使ってもらってます。
そして、奥行を広げることで使い勝手も良くしました。
劣化で危なくなっていた濡れ縁も新しくなり安心してご家族に使ってもらえる濡れ縁に生まれ変わりました。